不定詞の名詞的用法
I want to play tennis.
私はテニスがしたい。
「to+動詞の原形」(不定詞)は「~すること」の意味を表し、名詞と同じ働きをする用法を名詞的用法という。
want to ~:「~したい」
※want to ~の丁寧ないいかたとしては「would like to ~」を使う。
like to ~:「~するのが好きだ」
start to ~:「~し始める」
try to ~:「~しようとする」
need to~:「~する必要がある」
不定詞の副詞的用法(目的)
I go to the park to play tennis.
私はテニスをするために公園にいく。
「to+動詞の原形」(不定詞)の副詞的用法で使う場合、意味は「~するために」となり、動詞を修飾する。
Why ~ (なぜ~ですか)? に対して目的を答える場合は、To ~ .(~するためです)が使える場合がある。
不定詞の副詞的用法(原因・理由)
I was very glad to hear the news.
私はそのニュースを聞いてとてもうれしかったです。
glad、happyなどの感情を表す形容詞のあとに不定詞がくると、「~してうれしい」の意味ににあり、形容詞を修飾する副詞的用法となる。
glad to ~:「~してうれしい」
happy to:「~してうれしい」
sad to ~:「~して悲しい」
不定詞の形容詞的用法
I don’t have time to study today.
私は、今日は勉強する時間がないです。
「to+動詞の原形」(不定詞)の形容詞的用法で使う場合、意味は「~するための」「~すべき」となり、名詞を修飾する。
「~thing⁺不定詞」で「何か~するもの(こと)」と表現できる。
Please give me something to drink.
私に何か飲むものをくれませんか。
その他の不定詞
I know how to play the gutar.
私はギターの弾き方を知っています。
「how to +動詞の原形」で「どのように~してよいか」「~のしかた」の意味になる。
how以外の疑問詞も「疑問詞+to+動詞の原形」の形で表現することができる。
what to ~:「何を~したらよいか」
when to ~:「いつ~すればよいか」
where to ~:「どこで~すればよいか」
which to ~:「どれを~すればよいか」
「It is … to ~ 」(不定詞の名詞的用法)で「~することは…です」と表現することができる。itは形式的な主語であり、本当の主語は不定詞になる。
It is important to study Japanese.
日本語を勉強することは重要です。
動名詞
I enjoyed skiing.
私はスキーをして楽しんだ。
動名詞は動詞のing形で「~すること」という意味を表す。
動名詞に使われる動詞としては以下のようなものがある。
enjoy ~ing:「~することを楽しむ」
start ~ing:「~し始める」
finish ~ing:「~し終える」
like ~ing:「~するのが好き」
stop ~ing:「~するのをやめる」
動名詞を含む慣用表現としては以下のようなものがある。
How about ~ing ?:「~するのはどうですか」
cannot help ~ing:「~せずにはいられない」
look forward to ~ing:「~するのを楽しみにする」
feel like ~ing:「~したい気がする」
Would you mind ~ing ?:「~してくれませんか」
不定詞と動名詞の違い
動詞によって目的語に不定詞を使うのか、動名詞を使うのかは決まっている。
want:「~したい」
decide:「~すると決心する」
wish:「~したいと思う」
promise:「~すると約束する」
hope:「~することを望む」
enjoy:「~して楽しむ」
stop:「~するのをやめる」
finish:「~し終える」
mind:「~するのを気にする」
practice:「~する練習をする」
like:「~するのが好きである」
start:「~し始める」
begin:「~し始める」
意味が変わるケース
try 不定詞:「~しようとする」 try 動名詞:「試しに~してみる」
remember 不定詞:「忘れずに~する」 remember:「~したのを覚えている」